生活#25

どこまでも中途半端。広く見たら何もできない人間が出来上がる。性善説とネガティブはおれに深く根ざしていた。安心が欲しいと思う。小さな期待すらうまくいかなかったとき、自分のパフォーマンスがひとしきり落ち切ってしまう。趣味や好きなことすらどうでも良くなってしまう。じゃあ、自分を変える努力はできているの?手に入れたのは何も特化してない中途半端なスキルだけ。愛想笑いなどに代表される。

 


気に入ったボロい服を大切にしているから、変わらない装備で武装しているつもりで。鎧がアップデートされないなら争いのインフレには着いていけない。髪の毛を切りたい。使わない家具を捨てたい。嫌いな内側をゲロみたいに吐き出してしまいたい。でもどう?最後にアップデートされなかった重くて古い鎧が残っておわり。好きだけど好きじゃない空っぽの自分だけ。こんなスタンスで受け入れて欲しいってのはあまりにもワガママすぎ。背筋をちゃんとしろ。自分を変えたいなら決意表明と有言実行まで。それが一貫できないからきみは中途半端なんだ。


幼い頃に図書館の本をたくさん読んで培った想像力は、おれの脳に悪い使われ方をしている。


人の、自分と関係がない遠い昔の過去のことに一喜一憂している時間は無駄だ。自分と関係がなくなった後の、現在のことに一喜一憂するのもまあ無駄だ。自分でその無駄にする時間のきっかけを探している。バカすぎる。今にも車に引かれそうになっているねこちゃんの身代わりとなって天命を全うしたい。点滅する動く歩道の上で手に入れたスピードを全部自分の実力だと勘違いしてしまう。おれずっと動く歩道のこと歩く歩道だと思ってたよ。アホすぎ、解散。

生活#7/7

七夕。古来中国から伝わった星祭り。天の川を挟んで向かい合った織姫と彦星は、旧暦の7月7日に最も光り輝いて見えるということから巡り合わせの日として、現代日本にまで語り継がれている、、だそうで。


まあ、ぶっちゃけ「星とロマンスと願い事」みたいなことでしょ。「バカとテストと召喚獣」とあんま変わらん。ムッツリーニとかめっちゃ懐かしいや。

もう誰も給食で出た七夕ゼリーの味覚えてないでしょ?アセロラゼリーの存在感と凍ったチョコプリンの舌触りしか覚えてないよおれは。

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日本人てのは本当に都合が良くて、お正月は初詣ガチ謹賀新年、バレンタインにチョコをあげて、イースターはディズニー復活祭?なんのこっちゃ、七夕は星に願いを。お盆は親戚と集まって胡瓜と茄子に割り箸突き刺して先祖を祀り、ハロウィンは仮装して渋谷でどんちゃん騒ぎ。クリスマスはサンタとプレゼントと恋人。大晦日ゆく年くる年、新年に備えてる。四季折々にも程があるだろ。数多季折々々々すぎ。


八百万どころかワールドワイドに多神を信仰して(信仰してる、?)、春夏秋冬イベントに事欠かない。サイコーか?亜熱帯とか乾燥帯気候の国や、唯一神の教義があるような国では絶対に有り得ないからまじですごい。ガラパゴスじゃないけど、マジでごった煮の闇鍋みたいな感覚が常に身の回りの環境にあるよね。これは割とポジティブな意味。おれが一年中家でゴロゴロしてるからあんまり季節のイベントとか今関係ないって話は今関係ない。夏だから流しそうめんをしたい。欲を言えば屋内で。


外にはあんまり出たく無いけど、きちんと季節感みたいなものを大切にしていきたいと思ってるのは本当。流石に。最近暑いし、アイスボックスとか普通に食べるしこれは季節感だと思ってる。あれの正しい食べ方はわからない。

夏に鍋食うみたいな逆張りはしない。熱いから普通に。熱いだろ冷ませ。当たり前に対する逆張り。カウンター。

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急に話は変わるけれど、カルチャーっての本質があって、反するカルチャーがあるからおもれーのに、世の中の商業化したサブカルチャーのつまんなさはなんだ。もっと目を細めて耳を澄まして本質を見極めろ。思考の言語化を諦めんな。え、今おれはそのサブカルチャー逆張りしてることになんの?これ。

サンクララッパーが[free]rock × punk type beatでロックスターとか言っちゃってるの寒いだろ。あっためろもっと。nirvāṇa聴いてロックスターってのも寒い。グランジ好きおじさんたちに謝れ。自分はまだまだ知らないことばかりだな、と、おもれーと、思った文化が何食わぬ顔でファッションとして消費されていること、消費されるよう商業化されていくことがあんまり面白いと思わない。知識欲を諦めんな。それに嫌気がさしたカウンターから生まれたものまでも、いつか同じように消費されちゃう感覚はやるせなくねっていう。じゃんけんの三すくみみたいに、なんならもっといくつかのカウンターが一つ一つの勢力として成り立っているのにね。

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夜勤明けで酒飲んでると変な躁入る。ビールはすごい美味しいと思うけれど、やっぱり少し鉄の味がする。6連夜勤頑張るぞ。


もっと喫茶店に行きたい。本を読みたい。ともだちとたくさん話して、もっと感情を言語化していきたい。しゃらくせーことまで愛したいと思う。行きたいところを増やしていきたい。やりたいことがいっぱいある。もっと夜空をみて歩きたいと思いました。

生活#24

しまった。5連の夜勤だと思っていたけれど、6連の夜勤だった。半分終わったと思いきや違う時はマジでなんもやる気出ん。出ヌ。

日光を浴びる。そうじゃないとおかしくなるらしい。気分が落ち込んだり健康リスクが高まったりするらしい。これは日サロでもいいのかな。別に行かないけど。松崎しげるは健康体だろうきっと。

やりたくないことをやらないように、やりたいことができるように、なるために、やりたくないことを始めるのヤバすぎる。メビウスの輪よろしくouroboros system。頭バグりそう。

おれ多分ストレスある時たくさん食べちゃうデブさんタイプぽい。健康にもあまり良くない。あーあ!f:id:extrance178:20230524082228j:image
これはあとでここに書こうと思ってそのまま忘れていたことなんだけど、3月末に去年の春まで住んでいた街に行った話。

電車に乗って、バイトしてた最寄りとか、誰かが住んでいた街の駅を通過して、その時から変な感じがした。やっと住んでいた駅に着いて、(クソ遠いし坂が多くてアホ)匂いとか建物、雰囲気とか空の感じを見た時に身体がグッてなった。どこ見ていいかあんまり分からない感じ、ちょっと気持ち悪かった。目的地で用件を済ませた帰り道。寒くて暗くなっていて、その街に住んでいた時からの友達と歩いていたら全部変わったのにあの日の続きみたいになって、明日も明後日もそれが続いていく気がした。勿論そんなことは1mmもなくて、友達やおれが住んでた家には知らん誰かが住んでるわけで。なんか急に仲間外れにされた気がした。お前どっか行けよって。でも浮世離れしてんねって一緒にいた誰かが言ってた。その通りだとおもう。2度と行かないけど。俺だってお断りだ。

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今住む街をいつか離れた時、間隔が空いて別の生活が身の回りに落ち着いて、またその街を見た時に同じような気持ちになるのかな。少し楽しみだけど少し怖い。

生活#23

家の近くにあった市民センターみたいな場所の3階。休憩スペースかつロビーみたいな感じ。オレらはそこでPSPを持って集まって夜までゲームをする。青色でウルトラマンサイダーのシールが付いたカセットケースにはモンハン3rdとぼくのなつやすみ4が入ってる。窓からは教習所が見える。

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中学生の時の記憶って空が暗くなってきてる藍色の夕方の思い出ばかりで、画質が悪いような気がする。電車乗ってるとたまにYouTubeでなるような、ボヤけた感じ。今日会った友達と明日も会う。コンビニの雑誌の表紙の誰かが、ファンタを買うオレらを見ている青いジャージで青いジャージとすれ違う。

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自分の身の回りだけの、半径いくらかの社会は春になる度に拡大していてある程度の期間が経たないとそれに気がつかないと思う。懐かしい曲を聴いてその人を思い出すみたいに、懐かしい匂いを嗅いでその時の周りの風景や色を思い出す。砂利道と田んぼ道と気づいたら無くなってた建物と親が乗ってた車。


そういうのを大切にしたいし忘れちゃいけないと思うんだよねってのをおれはずっと誰かに言いたくてここまできてしまったと思うし、ここまでめんどくさく捻くれて拗らせて逆張りみたいなダルい生き物になってしまったと思うことはある。


未来のキラキラした理想像みたいなものを思い描いた結果ではローファイな音像や映像は出来ないんだよきっと。


久しぶりに実家に帰った時、あの電柱はもともとあったのか、最近できたのか、で言い争ってる友達をみて、どっちでもいいんだけど、これだよこれ〜って気持ちになったことがあった。


あれもこれも小学1年生の時に親がDSを買ってくれなかったせいで、野生を忘れてしまったサファリパークみたいな人間になった。自分の秘めたる野生を信じて疑わないのにぬるま湯で動物として生きてる。これでいいか〜じゃないんだよなそろそろ

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結局お前はグランドセフトオートリバティーシティのチートコードをまだ覚えてんのかよって話

#生活22

電車に乗っていたら方向感覚が狂った。なんとなく進んでいる方向は分かっていたつもりだったのになんか右に進んでいたのに左に進んでいて怖かった。富士の樹海よろしくコンクリートジャングル。まあついでに降りる駅に気づかなくて通り過ぎたのはアレだけどね。

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この前仕事のヘルプで赤坂に行った時、東京メトロ千代田線の居心地がすごい悪くて。代々木上原小田急に乗った時すごいほっとした。やっぱこれこれ!みたいな感じ。民度なのか空気なのかどうにも嫌だった。赤坂は港区だったらしい。俺はまだ港区女子さんにはなれない。TBSは好きです。

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小学6年の時は漫画家になりたかった。中学2年生の時はラジオパーソナリティになりたかった。今は別に何にもなりたくない。このままの自分でありたいというか、このままでいいよーと思って生きていた。どうやら「社会的責任」や「大人」という肩書きが纏わりついているみたい。デカい俺だけのカルディみたいな家に住みたい。

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midwest emoが好きだし、電子音が好き。アイスコーヒーが好きだし、adidasのジャージが好き。遠くで聞こえる踏切の音が好き。近くに線路がある街で生活をしていると感じる。何が好きかを通して自分の輪郭を認識している。そうでもしないとやってられないなと思うことがある。使いたくない言葉や避けたい行動、宗教じみた信仰を嫌だと思う気持ちや、こうありたくない自分を通して自分の輪郭を認識している。

空気が合う友達が欲しい。ずっと欲しい。もっとおしゃべりをして散歩をしてお酒を飲みたい。

 


見つけたカレー屋に行くぞ。それも来週!絶対美味しい気がする。ぼんやりとだけど、まだやりたい事がある。

もういいかーってなるまではこのままがいいな。

 

 

 

 

生活#21

年末か、今年とて。年末年始は基本青空のイメージ。北関東の盆地生まれ育ちはお天気に恵まれる。土砂降りのお正月とか記憶にないな。今どきの高校生とかも友達の家でこっそりスミノフとか飲みながら年越しするのかな。かっけーよなスミノフ


クリスマスに貰ったカッコイイ靴(超カッコイイ)を履いて熱海に旅行に行った。熱海には何回も行ってるのに知らないお店ばかりで面白かった。ご飯をたくさん食べた。電車からは海が見えた。雲ひとつない青空だなと思った瞬間に小さな雲を見つけた。そういうこともある。レトロゲームは実家のスーパーの2Fにあったゲーセンみたいで面白かった。

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ともだちと忘年会をした。

人がいっぱいいる街にいった。高齢化社会なんてウソみたいに若い人たちが沢山いて、不安なニュースなんてウソみたいにきらきらした電気がずっとついていた。大きな声を出しているともだちに、誰も見向きもしないくらい街ごと大きな生き物みたいだと思った。居酒屋でもう要らないのにもう一本たばこを吸ってしまう。知ってる味だしさっきも吸ったから飽きている。駅までの帰り道も自分が街になったみたいで楽しい。職場の屋上から見えていた街はちゃんと存在した!アルコールはちゃんとドラッグなのだなと。酔っ払った1人がはぐれて結局見つからなかった。家に帰る夜遅く。水を飲んで寝る。吐かない。

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仕事は30まであるから年末掃除は31が勝負。変わらない毎日の中で年という区切りがあるから特別な感じがする。今年一年を振り返ると色んなことを忘れやすくなった。感情フル稼働で生きている時間が少ないからか、色んなことがすぐに忘れてしまう。今までの悲しかったこととか嬉しかったことをちゃんとそのままでアルバムみたいに記憶しておきたい、とも思う。


来年はみんなに、もっとちゃんと気持ちを伝えるようにしたい。寝正月、正月太り、だらしなさも名前がつけばそういう現象みたいで、格好がつくよね。季節の匂いがする。読書に励みたい。HUNTER×HUNTERの新刊買ったけどまだ読んでねーや。みんな1年間ありがとう、!来年とかじゃなくて、明日からも仲良くしてくれよな^_^

 

12/4

春みたいな日があった。雨が降ってるのになんかあったかいし、まだ先の季節の変わり目みたいなものを感じた。2023年に向けて春1番(強化試合)みたいな。寝そべってたいし安いインスタントラーメンを食べたい。あの味でいい。もう2度と行かない家の間取りを思い出したら背筋がゾッとした。存在ごと消えて誰からの記憶にも残りたくないと思った。

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最近は青とか緑、あるいは銀のシールを集めているので俺に下さい。後戻りができないくらいMacBookにシールを貼っている。仕事をサボって週3回くらい屋上から遠い新宿を眺めている。飛行機が小さくてすごいと思った。遠くの建物が模型みたい。一つ一つの窓に誰かの生活があると思ったら結構気持ち悪い。

 


知らない時代のおもちゃのCMを見ていると泣きそうになる。ハンドクリームとか香水とか、柔軟剤の匂いはタイムマシーンみたいだと思った。年末の迫り来る感じに気づけていない。季節に敏感にいたいのはくるりが好きだから。今から良い子でいてもサンタはこねえよ。残念だったな!

 

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追記

一日中寝ていたからたくさん夢を見た。詳しくは思い出せないけど、優しくありたいと思った。大切なものをほんとに大切にできているのかな。駅から実家までのバス代は40円値上がりしていた。小学生の頃なら大打撃である。でもおれはもう小学生じゃない。大人になれないまま子供からも追い出されてしまった。コンビニが無くなったり砂利の空き地がなくなったり、変な工場がリニューアルしてる。変な焼肉屋ができてる。栃木がどうなろうとあんまり関係ない。家族が元気でいればそれでいいか。次はいつ帰ってくるのかな。